ヤマトタケル1

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古代の英雄といえばヤマトタケルですね。ここでは古代の英雄、ヤマトタケルをご紹介します。

オオタラシヒコ(第十二代景行天皇)の御世の事です。ある時オオタラシヒコはヲウス(後のヤマトタケル)に、「お前の兄のオオウスは食事の席に出てこない。出て来るように教え諭してきなさい」と命じました。オオウス、父親であるオオタラシヒコが気に入った女性を迎えに行ったものの、その女性を気に入って自分のものにしたくなり、父親を裏切ってその女性と結婚し、別の女性を父親には差し出したのでした。

天皇はそれを知り、悩みながらも咎めませんでした。しかしバツが悪いのか、オオウスは父親を避けます。その態度を改めさせる為、弟のヲウスに説得させに行かせたのです。しばらくして、ヲウスが報告します。「兄を掴みつぶし、手足を引きちぎって投げ捨てました」と。

父の言葉を復讐してこい、と誤解したヲウス。勝手に制裁を加えた事になりますが、敬愛する父親を裏切った不実な兄が許せなかったのです。しかしこの行動は敬愛する父親に、結果的に恐れられてしまいます。勇猛ではあるが、この子の秘める荒々しさは将来きっと災いを招くに違いないと。

この頃九州の南部ではクマソタケルという二人の兄弟が、朝廷に従わずに反抗を続けていました。天皇はヲウスを遠ざける為、クマソタケルの討伐を命じました。この時ヲウスはまだ十五、六歳でした。その勇猛さに天皇が過敏に反応するのも頷けます。

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