ヤマトタケル2

父親に疎まれ、九州のクマソタケル兄弟の討伐を命じられたヲウス。九州に向かう前にヲウスは叔母のヤマトヒメのいる伊勢に立ち寄りました。伊勢にはアマテラスを祀る伊勢神宮があります。そこで、ヲウスは叔母から少女の衣装を授けられます。ヲウスはその少女の衣装をもって、九州のクマソタケル兄弟の討伐に向いました。

二人の兄弟の屋敷は強固な軍で固められ、迂闊に攻め込められません。じっと機会を待っていると、なんでも近く屋敷の増築完成を祝う宴が開かれるそうです。そこでヲウスは髪を下ろし、叔母からもらった衣装を着て少女に変装し、その姿で宴に潜入します。クマソタケルは女装したヲウスを気に入り、傍に置いて宴を始めました。

宴会も盛り上がり、最高潮に達したとき。大胆にもヲウスは懐にしのばせた剣を取り出して、兄の方の胸をさします。それを目にして、驚いた弟の方は慌てて逃げ出します。弟を追いかけるヲウス。ついに追いつき、後ろから弟の尻に剣を突き刺します。弟は息も絶え絶えに、ヲウスに言います。「西には私達兄弟より強い者はいなかった。しかし大和では違うようだ。私達を超える強者が居た。タケルの名を献上するから、今後はヤマトタケルと呼んで敬います」と、ヲウスの勇敢さを讃えました。

こうしてヲウスはヤマトタケルの名を得て、無事に九州を平定。次は出雲へと向います。出雲でもイズモタケルを見事に打ち倒し、意気揚々と父親の元に戻ります。

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『古代英雄ヤマトタケルの神話』 の記事一覧
  • ヤマトタケル1

    古代の英雄といえばヤマトタケルですね。ここでは古代の英雄、ヤマトタケルをご紹介します。 オオタラシヒコ(第十二代景行天皇)の御世の事です。ある時オオタラシヒコはヲウス(後のヤマトタケル)に、「お前の兄のオオウスは食事の席に出てこない。

  • ヤマトタケル3

    熊襲に加え、出雲まで平定して意気揚々と国に凱旋するヤマトタケル。しかし父親の景行天皇からはねぎらいや賞賛はなく、直ちに次は東の地の遠征を命じられました。 ヤマトタケルは東に向う前に、再び叔母のヤマトヒメの元を訪れて弱音を吐きます。

  • ヤマトタケル4

    無事に婚約者のミヤズヒメの元へと帰ったヤマトタケル。約束通り結婚し、次は伊吹山の神を倒しに行きます。これまで負け無しだったので油断したのか、叔母であるヤマトヒメから授けられた草薙の剣をミヤズヒメの元に置いてきてしまいます。

退職理由で使われる例文ランキング

最近もパスドラやモンストなど有名ゲームでも名前を見るようになった日本神話の神様たち。それらは日本書紀や古事記を出典としています。僕自身、神話や伝記などが好きだったので、今回まとめてサイトで公開してみました。

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