日本書記とは

『古事記』と同じく、天武天皇の命によって制作された歴史書です。全三〇巻と系図が一巻。全三巻の古事記と違い、とても長いです。『日本書紀』の制作には多くの官僚が携わり、国家プロジェクトだったと言われています。この後に『続日本記』、『日本後記』、『続日本後紀』等が続き、まとめて六国史と言われます。

『古事記』と同じく日本の誕生神話から始まり、終わりは持統天皇まで。持統天皇は制作を命じた天武天皇の前代です。天武天皇からすれば、つい最近の事ですね。『古事記』が神話の部分に三分の一も当てたのに対し、『日本書紀』では二巻のみ。十五分の一で、後の時代になるにつれ、記述量も増えていきます。

『古事記』と違い、『日本書紀』は他国の歴史書(古代中国の『漢書』、『後漢書』など)を資料としてあげています。また内乱などで焼失してしまったとされる『天皇記』、『国記』の一部が『日本書記』の中に引用されています。

『日本書紀』は歌以外、全て漢文で書かれています。そして正当な歴史、という事で宮中では『日本書紀』の勉強会が開かれたそうです。三〇巻と巻数も多いので、何年もかかったとか。

『古事記』に比べて歴史書といった面が強く、あまり文学的に面白みが少ない為か、現代訳が少ないです。資料としては『日本書紀』の方が、圧倒的に書いてある内容が多いのですが、巻数も多く、漢文で書かれている為でしょうか。白村江の戦いだとか他の史料からの引用だとか、日本の古代史では外せない事件が盛り沢山なのですが、現代訳は『古事記』に比べてずっと少ないです。

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『日本の古代史』 の記事一覧
  • 古事記とは

    日本最古の歴史書で、天武(てんむ)天皇の命によって、大安万侶(おおのやすまろ)が書いて編集したものです。 上巻、中巻、下巻の三巻で構成されています。上巻はイザナミやイザナキ、アマテラスやスサノオと言った神代を。

  • 古事記と日本書紀の違い

    古事記が先に書かれ始め、完成する前に日本書紀も編集され始めました。二つは同じ天武天皇の命によって制作されます。

退職理由で使われる例文ランキング

最近もパスドラやモンストなど有名ゲームでも名前を見るようになった日本神話の神様たち。それらは日本書紀や古事記を出典としています。僕自身、神話や伝記などが好きだったので、今回まとめてサイトで公開してみました。

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