古事記と日本書紀の違い

古事記が先に書かれ始め、完成する前に日本書紀も編集され始めました。二つは同じ天武天皇の命によって制作されます。

その理由は、天武天皇が即位される前に起こった古代史最大の内乱『壬申の乱』等により、それまでの歴史書(『天皇記』等)が焼失してしまったからです。各有力な豪族達はそれぞれの家の歴史書があり、しかし天皇家の物は焼失してしまいました。これを憂いた天武天皇が正統な歴史書として『古事記』を、その後に『日本書紀』の制作を命じました。

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古事記とは

日本最古の歴史書で、天武(てんむ)天皇の命によって、大安万侶(おおのやすまろ)が書いて編集したものです。

上巻、中巻、下巻の三巻で構成されています。上巻はイザナミやイザナキ、アマテラスやスサノオと言った神代を。中巻、下巻は推古天皇までの、歴代の天皇の業績が描かれています。

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日本書記とは

『古事記』と同じく、天武天皇の命によって制作された歴史書です。全三〇巻と系図が一巻。全三巻の古事記と違い、とても長いです。『日本書紀』の制作には多くの官僚が携わり、国家プロジェクトだったと言われています。この後に『続日本記』、『日本後記』、『続日本後紀』等が続き、まとめて六国史と言われます。

『古事記』と同じく日本の誕生神話から始まり、終わりは持統天皇まで。持統天皇は制作を命じた天武天皇の前代です。天武天皇からすれば、つい最近の事ですね。『古事記』が神話の部分に三分の一も当てたのに対し、『日本書紀』では二巻のみ。十五分の一で、後の時代になるにつれ、記述量も増えていきます。

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